ワイヤレスで着心地が楽、それなのにきれいなバストラインを作ってくれるということで、世界中の人気のジニエブラ。でも、このジニエブラには2種類あって、日本正規品と並行輸入品があるのです。一体、どういう事でしょうか。どっちを買ったらいいのでしょうか。
ジニエブラはアメリカ生まれのブラなのですが、日本の正規品というのはダイレクトテレショップが、日本人向けに調整して作ったブラなのです。検査・検品も日本でしっかりやっています。並行輸入品というのは、アメリカで売っているジニエブラを、直接輸入してそのまま販売しているものです。ジニエブラであることは間違いないのですが、外国人向けに作られているわけで、生地やパッドなどにも違いがあります。
正規品は日本人の体形に合わせて調整されていますので、品質や着け心地の点で、正規品の方に軍配が上がるのは当然かもしれませんね。どんな風に違うのでしょうか。
並行輸入品は、箱に入っていなくてビニール袋入りのものがそのまま届きます。何か届いたその時から、「え?」という感じになります。でもそれは良いとしても、まず生地が違います。日本正規品はナイロン90パーセント、ポリウレタン10パーセントなのですが、並行輸入品はナイロン96パーセント、スパンデックス4パーセントなのです。そのためか、並行輸入品の方はかなり薄く感じられます。薄いですから良く伸びますが、その分バストを支えたりする力や、脇の肉をバスト側に寄せる力が少ないのです。
またパッドも違います。正規品の方はパッドの中央に行くにしたがって厚みがくるようになっています。それがバストラインを美しくしてくれるのですが、並行輸入品はパッドが半分くらいの大きさですし、縫製もかなり雑に出来ています。パッドの小ささのためか、胸を押しつぶす感もあります。
またブラ全体が、裁断、縫製とも雑になっているので、洗濯するにつれてヨレヨレになり、縫い目がほつれてくることもあるようです。正規品の方は、何回洗ってもヨレヨレになることはなく、パッドもしっかりしています。
ですから、正規品の方が品質、着け心地、ブラとしての機能において、断然良いということになります。並行輸入品の方が安いからといって、そちらを買うと結局損をする、ということになってしまいますよ。
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